[完]全力恋奏~音に乗せて~

会議室につくと、そこは誰もいなかった

「よいしょっと、」

「ごめんね、手伝わせちゃって…ありがとう!」

すると、新村くんはジリジリと私に近づいてきて……


「なぁ、なんで手伝ったかわかる?」


「な、新村くんっ」

近づかれ後ろに後ずさりを繰り返していたら、いつの間にか壁に背中がぶつかっていた

「なあ、答えてよ…」

「そ、んなの……っわかんない……っん」

新村くんが、壁に両肘をついて私の唇に新村くんの唇を重ねた


「にいむ、っん……はぁ、っんむっ……」

角度を変えて何度も落とす甘い口づけ

息が苦しくなって、新村くんの制服を掴むと、離れてくれた

でも……顔、近すぎません?!


「照れてるしずく、かわいい」

そう言って、また落とす

「いじわるっ」

「それならしずくの方がでしょ?俺を妬かせて」

「そんなっ……んんっ!…」

その後も何度も落とされて、私は腰抜け状態でした(笑)

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