[完]全力恋奏~音に乗せて~
「……かわいい」
「…え?」
「お化粧してる?少し」
「う、うん!…何か気合い入りすぎてるね……(苦笑)」
そうすると、私の手を握ってそんなことないよと言ってくれた
「どこに行くの?」
新村くんについて行く…けど、もう電車に乗ってから30分が経った……
「次降りるよ」
「う、うん」
そうして、降りたのは知らない駅だった
「どこ?」
「こっち」
そう言って、笑顔で私を連れていく……この笑顔に弱いんだ
更に10分くらい歩いて着いたのは……
「ビル?」
「うん」
中に入ると、……
「綺麗!」
最初っから、暗いところにアーケードみたいな、キラキラが沢山で…
中へ行くと、
「ここ…」
「楽しそうだろ?」
辿りついたのは、中なのに、外…
中を通って外に出たみたいで、遊園地のようなものがあった