[完]全力恋奏~音に乗せて~

「……かわいい」

「…え?」

「お化粧してる?少し」

「う、うん!…何か気合い入りすぎてるね……(苦笑)」

そうすると、私の手を握ってそんなことないよと言ってくれた

「どこに行くの?」



新村くんについて行く…けど、もう電車に乗ってから30分が経った……


「次降りるよ」

「う、うん」


そうして、降りたのは知らない駅だった

「どこ?」

「こっち」

そう言って、笑顔で私を連れていく……この笑顔に弱いんだ


更に10分くらい歩いて着いたのは……

「ビル?」

「うん」


中に入ると、……

「綺麗!」

最初っから、暗いところにアーケードみたいな、キラキラが沢山で…


中へ行くと、


「ここ…」

「楽しそうだろ?」


辿りついたのは、中なのに、外…

中を通って外に出たみたいで、遊園地のようなものがあった

< 159 / 246 >

この作品をシェア

pagetop