[完]全力恋奏~音に乗せて~


「俺のことも、新村くんじゃなくて、柊羽、って呼んでよ」


うっ、そ、それは……


「まあ、無理にとは言わないから」


そう言って戻って行ってしまった


「ねね、しずくってさ?」


ん?と首を傾げて紅ちゃんを見る


「柊羽のこと、好きでしょっ」


「……っ?!?な、そ、そんな……」


「やっぱり…だって、柊羽といる時のしずく、恋してる時の顔してるもん!」



「……え、どんな顔…?」


「真っ赤になって、キョドってる。あと、さらに可愛い」


「かっ、可愛いなんてっそんなっ…!おそれ多いっ!!」


そしたら、また爆笑された

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