[完]全力恋奏~音に乗せて~


「分かった、嘘だと思われたくないし、しずくの邪魔もこれ以上出来ないから帰る!」


「う、うん……ごめん、なさ……っ!ごめ、ん!」


ううっ、やっぱり敬語以外って大変……


「うん!じゃ!気をつけて帰るんだよ?最近不審者多いから」


「う、うん!新村くんも気をつけてねっ!?」


そんな小さな気遣いのできるキミが好きです…



そして、私の言葉に軽く手を振って帰って行った



てか私……嘘じゃなかったら、相当失礼なことしたんじゃ……!



明日謝ろうと決心した私だった。

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