[完]全力恋奏~音に乗せて~


唇が離れたと同時に、足の力が一気に抜けてしゃがみこむ


「ごめん…抑えが効かなくなってた」


私の頭に手を乗せながら、申し訳なさそうに謝る柊羽


「大丈夫…」


息を整えながら柊羽の顔を見ると、


「真っ赤……」



耳まで真っ赤になってて、かわいかった



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