[完]全力恋奏~音に乗せて~
イチャラブ?!
夕飯も終わって、部屋に戻るのに何故か……
「みんなどこ行ったの…?」
あの二組のカップルが消えました!?
けど、そんな私の質問に顔を真っ赤にしたのは柊羽。
「柊羽…?」
「…ホテルとかでも行ったんじゃない?優梨華と優大さんは」
一気に真面目な顔して、低めの声で言うからすごく恥ずかしくなる
「そ、そう、だよねっ……ごめんっ」
「なんで謝んの?」
そう言いながら、柊羽の右手が私の右頬にくっつく。
「…」
「浴衣とか着ちゃって、やっぱ煽ってるよね?」
柊羽の綺麗な顔は、くっついちゃうんじゃないかって位まで近づいてくる
「あ、煽って……っん」
「ほら、そういう顔がイケないんだって」
より深い口付けをしてくる柊羽は、いつもより強引で……なのに嫌じゃない。むしろ、もっとって思ってる私。
本当にどうしたんだろう
旅行マジック?