[完]全力恋奏~音に乗せて~

「おはようございマース♪」

「あら、紅ちゃんおはよう〜」

「おはよう、お母さん」

「しずくもおはよっ」

今日は…あれ?

「お母さん、お兄ちゃんは?」

「ん?あぁ、何かねお洒落して出ていったわよ?」

ニヤニヤしながら答えるお母さん

……お兄ちゃん…どうしたんだろう?

「しずくしずく、そろそろ妹離れしてくれるんじゃない?」

隣でもニヤニヤしてる人が1人

「??」

「デートでしょっ」

ああーー!なるほど!

「って、ええ?!お母さんっ!お兄ちゃん彼女さんいたのっ?!」

知らなーいというふうに、方を上にあげて首をかしげた

「おいひぃ〜」

そして紅ちゃんは、すでにご飯を食べていた

わあああ!オムライスだ〜

お母さんのオムライスは、フワフワでトロトロでおいしい

頬張って食べていたらあっという間で、気がついたら食べ終わっていた

「「ごちそうさまでしたっ」」

「しずく置いておいて?あと洗うから」

「いいよ!いつもやってもらっているし」

「いいから!早く遊んでおいで?明日の物…新村くんも来るの?」

またまたニヤニヤするお母さん

私は新村くんの顔が浮かんできて、、

きっと今顔が真っ赤っかです…

「ふふっ、嬉しいわね〜♡」

「なっ!…うう……」

お母さんにバレてるってことだけでこんなにも恥ずかしいんだ…

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