moon~満ちる日舞う少女~【上】
南「なんや?……あ、美月ご飯まだなら食堂で一緒に食べへん?俺もうお腹ペコペコやねん」
美「……そうだね。私はこのまま食堂行って食べるね。そのまま授業でるから。修也たちには説明しておいて」
亮「わかりました。僕らはまだサボってますので」
そこで私たちは別れた。
南「美月、楽しんどったやろ?」
教室に帰る途中ふと南にいわれた。
美「バレた?」
南「当然や。美月にとってあんなんご飯粒ほど大したことないやろっ」
美「ん~。…ってか、よくわかったよね?晃のこと」
南「まあな。美月も、俺が答えられるってわかっとたんやろ?」
美「当然」
私は不敵な笑みを浮かべてそう答えた。