moon~満ちる日舞う少女~【上】
私の
総「おい大鳥ぃぃぃ!!てめぇ俺の授業5分遅刻とはいい度胸だなぁ!!?」
あ…。次宮野の授業だった。…つーか宮野…みんな怖がってる。
美「ごめんなさい」
総「あぁん?!!」
ッチ
美「ご、め、ん、な、さ、い(黒」
総「……(怯」
美「(にこ?)」
総「ひぃ!」
ちょ、そんなに怖がんなよ!…みんな何事?!って顔してるんだけど!!…あの宮野が私だけは怖いって思わないわな。
総『怖いからそのにこ?ってやつやめろ!!』
いつか言われた言葉を思い出してイラッとしたので私は無意識に殺気を出していたらしく宮野につつかれた。
総「バ、バレるぞ」
美「わーってる」
私は席についてからふぅとため息をついた。
総「んで、修也、勝、香月は?」
美「知りませーん!」
と、言ったらガラガラとドアが開きそこには香月がいた。
香「総さん!俺欠課?!!」
総「ギリ遅刻」
香「間に合ったわー!」