moon~満ちる日舞う少女~【上】
美「じゃあそろそろ戻るね」
南「美月!」
美「ん?」
南「俺は大丈夫やけど、美月は大丈夫か?修也達と関わって…ってまぁ、向こうが一方的に関わって来るんやろうけど…」
美「…私は……情がわいたりしない。」
だから傷つくこともない。
南「…そっか」
今度こそ私は南に背中を向けて、教室に戻った。
勝「あ!美月ちゃん!」
修「美月、南と知り合いだったのか?」
美「うんっ」
勝「どんなつながりなの?だって南は…」