moon~満ちる日舞う少女~【上】
「ッチ!…」
まだ動けるやつは総長と一緒にバイクで逃げようとしていた。
譲「待て!!!」
美「いい」
追いかけようとするみんなを私は止めた。
奈「美月」
奈津も異変に気づいたみたい。さすが副総長!
奈「あれが5本の指に入るトップクラスの族だとは到底思えない」
美「うん。私もそう思ってた」
トップ中のトップ、夜舞にかなうはずはないが、あれほど弱いと逆に変だ。
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