moon~満ちる日舞う少女~【上】
【昼】
美「じゃ、香月またねっ」
香「あぁ。具合大丈夫か?」
美「大丈夫だよ!」
一応香月には具合悪いということにした。…さすがの弟にも夜舞の話せない部分のいうものはある。
南「美月~」
近くのコンビニに南を待たせていて、南のバイクの後ろにまたがる。
南「行くで?」
美「おう!」
南「到着~!」
大鳥美月の格好で来たからこっそりと倉庫の前の影で桂とメガネをとる。メイクは後で落とそう。
ーガラー
「あ!総長、南さん!!」
「ちす!!」
美「やっほ~!」
あんまり人いないなぁ。みんなちゃんと学校行ってるのか~。偉い。
私はそんなことを思いながら2階の幹部室へ。
ーガチャー
美「ういーすっ!」
南「どもー!ってあれ?奈津と真田しか来てへんやんか!」
奈「あいつら抜けられなくてあとから来るって」
譲と奈津は同じクラスなのに、奈津は抜けられたんだ…。
美「ま、まだ時間あるしね」