叫べ、叫べ、大きく叫べ!

こんな真っ黒で心を絡んでいくドロドロしたものは、早く消し去りたい。


この気持ちをどこかに投げ捨てたい。


そう思っても、私にはそんな感情を吐き出す場所がないから、溜め込むしかないという選択をする。



連絡したいと思っても、小学校で仲良くしていた友達なんて、もう繋がってないから却下。



中学は私の人柄がガラリと変わってしまったせいか、少なくなって、連絡も取らない日々が多くなるに連れ、気付いたら卒業していた。


だから、友達なんてはじめからいないも同然。


高校は何となくそこに座って黒板眺めて、帰るだけ。


友達作りなんて私には必要ない。


ただ、生きていることだけに必死なだけ。

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