The multidimensional universe
トーナメント開始
1回戦第1試合
メミガに案内された先は、巨大な水晶玉が正面に置かれた広い客席だった。
広いといっても、中途半端な広さではない。
一体何万人の観客がいるのか。
所謂地球人タイプもいれば、グレイタイプやもっと異形の者もいる。
本当に宇宙は広いと思わされるような、様々な姿の異星人の観客達だった。
「全銀河系から、この大会の噂を聞きつけてやってきたお客様方です。あの巨大な水晶玉を通して、試合会場となる惑星での戦いの様子をご覧になられます」
メミガが斉天大聖達に説明した。
「観客なんぞどうでもいい」
ウラヌスが口を挟む。
「さっさと試合を開始しろ。一体俺の相手は誰だ。何なら全員纏めて相手にしてやってもいいぞ」
広いといっても、中途半端な広さではない。
一体何万人の観客がいるのか。
所謂地球人タイプもいれば、グレイタイプやもっと異形の者もいる。
本当に宇宙は広いと思わされるような、様々な姿の異星人の観客達だった。
「全銀河系から、この大会の噂を聞きつけてやってきたお客様方です。あの巨大な水晶玉を通して、試合会場となる惑星での戦いの様子をご覧になられます」
メミガが斉天大聖達に説明した。
「観客なんぞどうでもいい」
ウラヌスが口を挟む。
「さっさと試合を開始しろ。一体俺の相手は誰だ。何なら全員纏めて相手にしてやってもいいぞ」