time~元暴走族豊×キャバ嬢カナ~
喫茶店から出た後はその足でお店へと行き、いつもと変わらずゆめかを演じ続けた。


新規の客にも着くことができたあたしはそれなりの満足感を得ながら家路を急ぐ。



今日は無性にシャワーを浴びたいな。


浅葱と長時間いたせいだろうか。


それとも昨日の感触が体に残っているからか。


寄り道をせずに駆け寄ったマンションの前にはあたしの心を再び苦しめる人物が立っていた。


「豊……」


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