time~元暴走族豊×キャバ嬢カナ~

「じゃあ、行くわ。何かあったら連絡しろよ。」


「何もねぇよ。」


豊。


その背中に今日ほど縋りつきたい日はない。


いつも前を歩いてた、その頼もしい背中にあたしは……


あたしはすべての想いをぶちまけてしまいそうだった。

< 363 / 398 >

この作品をシェア

pagetop