time~元暴走族豊×キャバ嬢カナ~
翔からの着信が何度もあったが、俺はPHSを耳に当てることはないまま、家に着いた。


朝日が差し込む部屋で布団の上に横たわる。


「明日は休みか……」と独り言を言う俺はかなりまいっているのだろう。


今日一日がとても長く感じる。


一日で得た疲労感とは思えないほどのダルさを感じながら、いつの間にか眠りについた。
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