ざわざわ喫茶店。
バイト「そーなの。良かったら、コンビニで、ミルクセーキのペットボトル買って来てあげようかな、って思っちゃった」

美少女「いや、ペットボトルは。。」

マスター「そこはお前、私のご自慢のカップコレクションに移し替えなさいよ」

バイト「ペットボトルが可哀想だべや」

マスター「可哀想ってなんだよ。んなこと言ったら、カップだって可哀想だろがぃ」

バイト「カップ?可哀想じゃねぇだろ」

マスター「いや何でだよ」

バイト「これはね、偏見です。」

マスター「いや偏見なんかぃ。自分でハナから認めてもうてるし。」

バイト「こうなったら、女の子に直接聞こうな」

マスター「俺たちどっちと付き合えるかだな」

バイト「今、そんな話してなかったろう?でも、凄く知りたいけど。」

女の子は、笑っていました。

二人の、よもや話に。

それで、二人も、ようや、安心したのです。

女の子、この喫茶店で、自分の気持ちを綴った、小説を書いてみようと、決めたのだった。

おしまい


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