music〜君と奏でて〜
でもその思いは、もう届けることは不可能。

そう思うと涙が勝手に頬を伝う。

「父さんはかえるからな」

あたしが泣き始めたのを悟ってかタイミングよく出て行ってくれた父さん。

相変わらず空気読めるよなぁ…。

うん、と返事したかったけど泣くことが精いっぱい。

とりあえず、気持ちを落ち着かせようと窓の外を見た…のが最悪だった。見なければよいものを見てしまった。





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