ケオ&エレ
俺は石でできたこの部屋から出た。そして正面に螺旋状の階段があり、それを登る。階段を登り地下を出ると城の正面に着き、謁見の間に通じる階段の前で右に曲がり、魔力転送の部屋に向かった。そして部屋に入りそこにまた先程と違う魔法陣があった。その魔法陣の中央に立ち、
「俺の部屋まで運べ…」
その声に反応したかのように魔法陣が光だし、俺を部屋の前まで運ぶ。そして、部屋の扉を開きベッドへ真っ直ぐ向かった。そしてベッドにダイブした。
「ふぅ…」
【あれだけで疲れたか?レルム】
俺が顔を太上げると、その先に人の様な形の影が映し出された。
「別に…。兵士どもといるのが疲れただけだ…」
【結局、疲れて…】
人型の影が少しずつ変形していき、頭と思われる所に角が生え始め、身長も140どころだったはずが伸びだしている。
【…まあ、我の力を使う者皆疲れるさ…。我は力を貸しているだけ…エルフも人も知った事では…ない】
「悪魔らしい考えだな…サリア」
ある程度身長の伸びが終わり、影が姿を見せ始める。
俺とは対照的で、髪が長い。色は黒く髪先に向かう程赤黒くなっている。角の色は赤黒い色。目は赤く、すらっとした姿。女達にはモテそうな顔立ちだ。服装はマントで覆われていて見えない。だが、『王』というくらいだから、俺と同じように豪華な服装だろう。
【レルムが見るのは初めての姿だ。どうだ??……我の話し方が我自身堅苦しいと思う。本来の話し方じゃダメか…レルム】
「どっちでもいい。とりあえず俺は…」
俺は顔をベッドに埋める。
【ありがたい。レルム…】
「…翼は生えてないんだな」
【邪魔なんでしまってる。レルム…君と話し方が似てしまう…。主人に似るもんなんだろうか…】
「知らん……」
【悪魔が離れていっていたのは…君たちの仕業か…。まあ、我が来た事だ。必ず従わせる。反発する奴はなっ】
「……」
【レルム?】
「……」
【寝てる…。掛け布団を掛けないで寝たら風邪引くぞ?】
サリアはそう言いながらレルムに布団を掛けた。
「俺の部屋まで運べ…」
その声に反応したかのように魔法陣が光だし、俺を部屋の前まで運ぶ。そして、部屋の扉を開きベッドへ真っ直ぐ向かった。そしてベッドにダイブした。
「ふぅ…」
【あれだけで疲れたか?レルム】
俺が顔を太上げると、その先に人の様な形の影が映し出された。
「別に…。兵士どもといるのが疲れただけだ…」
【結局、疲れて…】
人型の影が少しずつ変形していき、頭と思われる所に角が生え始め、身長も140どころだったはずが伸びだしている。
【…まあ、我の力を使う者皆疲れるさ…。我は力を貸しているだけ…エルフも人も知った事では…ない】
「悪魔らしい考えだな…サリア」
ある程度身長の伸びが終わり、影が姿を見せ始める。
俺とは対照的で、髪が長い。色は黒く髪先に向かう程赤黒くなっている。角の色は赤黒い色。目は赤く、すらっとした姿。女達にはモテそうな顔立ちだ。服装はマントで覆われていて見えない。だが、『王』というくらいだから、俺と同じように豪華な服装だろう。
【レルムが見るのは初めての姿だ。どうだ??……我の話し方が我自身堅苦しいと思う。本来の話し方じゃダメか…レルム】
「どっちでもいい。とりあえず俺は…」
俺は顔をベッドに埋める。
【ありがたい。レルム…】
「…翼は生えてないんだな」
【邪魔なんでしまってる。レルム…君と話し方が似てしまう…。主人に似るもんなんだろうか…】
「知らん……」
【悪魔が離れていっていたのは…君たちの仕業か…。まあ、我が来た事だ。必ず従わせる。反発する奴はなっ】
「……」
【レルム?】
「……」
【寝てる…。掛け布団を掛けないで寝たら風邪引くぞ?】
サリアはそう言いながらレルムに布団を掛けた。