【新】レンタルフレンド~お友達をお貸しします~
「シンボルって…」
澄香はやれやれと息を吐いた。
「何か理由があるんですか?」
小夜子が聞いたら、
「秘密っすー」
マキヨはニッと歯みがきのCMのように白い歯を見せて笑った。
依頼者との待ち合わせ場所である『ラグタイム』の看板が見えてきた。
「ここ、昼はスイーツが美味しいカフェで夜はワインがメインのフレンチレストランですよね」
小夜子が澄香に声をかけたら、
「私、1度でいいからここにきてみたかったの!
ここって料理が美味しいうえに店員もイケメンばかりだそうじゃない!」
澄香はフンフンと鼻歌を歌いながら嬉しそうに言った。
(“花より団子”ならぬ“団子よりも花”ってか…)
小夜子は心の中で呟くと、澄香とマキヨに気づかれないように息を吐いた。
「どうもー、『ハッピーライフ』っすー。
依頼者の田村さんっすよねー?」
そうこうしている間に、マキヨは依頼者に声をかけていた。
澄香はやれやれと息を吐いた。
「何か理由があるんですか?」
小夜子が聞いたら、
「秘密っすー」
マキヨはニッと歯みがきのCMのように白い歯を見せて笑った。
依頼者との待ち合わせ場所である『ラグタイム』の看板が見えてきた。
「ここ、昼はスイーツが美味しいカフェで夜はワインがメインのフレンチレストランですよね」
小夜子が澄香に声をかけたら、
「私、1度でいいからここにきてみたかったの!
ここって料理が美味しいうえに店員もイケメンばかりだそうじゃない!」
澄香はフンフンと鼻歌を歌いながら嬉しそうに言った。
(“花より団子”ならぬ“団子よりも花”ってか…)
小夜子は心の中で呟くと、澄香とマキヨに気づかれないように息を吐いた。
「どうもー、『ハッピーライフ』っすー。
依頼者の田村さんっすよねー?」
そうこうしている間に、マキヨは依頼者に声をかけていた。