【新】レンタルフレンド~お友達をお貸しします~
「それで、着替えとカバンを置いて依頼者の家から逃げてきたと言うことですね」
出来事を話し終えると、由紀恵はそう言った。
「はい、そうです…。
もう何が起こったのかよくわからなくて、もうとにかく怖くて…」
呟くように言った小夜子に、
「酔うとネガティブモンスターになる、と言うことかしらね…」
由紀恵はやれやれと息を吐いた。
「ネガティブモンスター、ですか?」
初めて聞いた言葉に小夜子は首を傾げた。
「要は“めんどくさい”って言うことですよ」
由紀恵は言った。
「まあ、朝になったら気持ち的にも落ち着くんじゃないかと思いますよ。
それまではここに泊まってください、メイク落としや着替えもよかったら貸してあげます」
そう言った由紀恵に、
「ありがとうございます、社長」
小夜子は頭を下げてお礼を言った。
出来事を話し終えると、由紀恵はそう言った。
「はい、そうです…。
もう何が起こったのかよくわからなくて、もうとにかく怖くて…」
呟くように言った小夜子に、
「酔うとネガティブモンスターになる、と言うことかしらね…」
由紀恵はやれやれと息を吐いた。
「ネガティブモンスター、ですか?」
初めて聞いた言葉に小夜子は首を傾げた。
「要は“めんどくさい”って言うことですよ」
由紀恵は言った。
「まあ、朝になったら気持ち的にも落ち着くんじゃないかと思いますよ。
それまではここに泊まってください、メイク落としや着替えもよかったら貸してあげます」
そう言った由紀恵に、
「ありがとうございます、社長」
小夜子は頭を下げてお礼を言った。