【新】レンタルフレンド~お友達をお貸しします~
担任にいじめのことを相談しても、相手にしてくれませんでした。

それどころか“当然の報いだ、お前は美作に対してそれくらいのことをしたんだ”と、私のことを悪者扱いしてきました。

私は毎日のように続くいじめに耐えることができなくなり、夏休みが明けてから不登校になりました。

恨まれても当然だ。

憎まれても仕方がない。

だって、私はそれくらいのことをあなたにしてきたのですから。

自殺を決意したこともありました。

けど、死ぬこともできない。

生き地獄でした。

そんな日々を過ごしていたある日のことでした。

私は母に連れられて、心療内科を受診することになりました。

主治医の先生はとてもいい人で、私の話に耳を傾けてくれました。
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