マニアック☆メン
「皆にばらす?俺の本性。」


・・・シーーーーーン(呆然・・・)・・・


「信じるヤツいるかな?」



不敵な笑み。



・・・えっと、これユメ?(混乱)・・・・



「何固まってんの?だいじょーぶ?南さん。」



「え!?あ・・だいじょーぶ!」



さっきまでの流れ(?)が嘘のような優しい顔して
黒木君が私の顔をのぞきこんだ。



あ、ていうか、名前・・・・・


「同クラだよね。南なぎささん、でしょ?」


「う、うん」


「俺、ちっちゃい頃から転校多かったから、
クラスメイトの名前すぐ覚えんの、クセになってんの。

今じゃ、ちょっとした特技。」



例にもれず、くらくらするくらい、いい笑顔。



さっきのは・・・ゆめ、だったのかな・・・
うん、まぼろし、だったのかもしんないな!
きっとそう、そうだ!
そういうことにしとこう!!



「まず全員にあだ名付けて、顔から覚える。」



へ~・・・・

あだ名かあ~・・・



「あの、ちなみに、アタシは?」












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