偽りの副会長に恋をした
「はぁ〜!!ほんっとうにカッコよかったなぁ!あの先輩♡ねぇ!梓!!」
「まだその事を言ってるの美沙!?」
体育館で入学式が始まるまでの数分間、美沙とお喋りをしていたが、さっきから同じ話内容のばかりだった。
そんなにカッコ良かったのかな?
美沙と話して間も無く、入学式が始まった。
『ただいまより、◯✖️年度 大嶺高校 入学式を開式致します』
校長や保護者代表の挨拶等が続く。
みんな同じ話しかしてないと思うのは、私だけだろうか?
いや、多分みんな同じ事を思っているはず!
てか、美沙なんて隣で目を開けて立ったまま寝ちゃってるし…
こんな入学式でいいのかな…?
『…続きまして、生徒代表挨拶。副生徒会長…立花龍樹』
『はい!!』
大きな声が体育館に響き、呼ばれた生徒は壇上へと登って行く。
『えー…新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます』
ん?この声…
どこかで聞いたような気…?
恐る恐る壇上の方へ目をやると、そこにはさっきぶつかってしまった人がいた。
まさかの副生徒会長だったの!?
「立花先輩…カッコすぎる!?」
「え!?美沙、いつの間に起きてたの!!?」
いつの間か起きていた美沙にも驚いたけど、私はあることに気がついた。
私以外の女子生徒の目が、ハートになっている!?一方、男子生徒達は憧れの眼差しで見ていた。
【結果】
あの先輩は…
たった数分の挨拶の間に、新入生ほぼ全員の心を掴んでいたのだった。
「まだその事を言ってるの美沙!?」
体育館で入学式が始まるまでの数分間、美沙とお喋りをしていたが、さっきから同じ話内容のばかりだった。
そんなにカッコ良かったのかな?
美沙と話して間も無く、入学式が始まった。
『ただいまより、◯✖️年度 大嶺高校 入学式を開式致します』
校長や保護者代表の挨拶等が続く。
みんな同じ話しかしてないと思うのは、私だけだろうか?
いや、多分みんな同じ事を思っているはず!
てか、美沙なんて隣で目を開けて立ったまま寝ちゃってるし…
こんな入学式でいいのかな…?
『…続きまして、生徒代表挨拶。副生徒会長…立花龍樹』
『はい!!』
大きな声が体育館に響き、呼ばれた生徒は壇上へと登って行く。
『えー…新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます』
ん?この声…
どこかで聞いたような気…?
恐る恐る壇上の方へ目をやると、そこにはさっきぶつかってしまった人がいた。
まさかの副生徒会長だったの!?
「立花先輩…カッコすぎる!?」
「え!?美沙、いつの間に起きてたの!!?」
いつの間か起きていた美沙にも驚いたけど、私はあることに気がついた。
私以外の女子生徒の目が、ハートになっている!?一方、男子生徒達は憧れの眼差しで見ていた。
【結果】
あの先輩は…
たった数分の挨拶の間に、新入生ほぼ全員の心を掴んでいたのだった。