永遠に覚めることのない夢【参】
「常磐も常磐よ。そんな長い髪の毛をおろしていては、邪魔にならないの?」

「それは邪魔ですけれど、それがお洒落なのですもの。」

はぁ。
本当、そうよね。
皆、お洒落のためには無茶するもの。

「お姉様、はっきり言わせてもらいますわ。その格好、ダサすぎでは?」

「うぅっ。何だかそのまで言われると、不安になってくるわ。」

「貸してみなさいな、お姉様!」

「髪型はいじらないでよ、気に入ってるのだから。」

「ケチね。分かってますよ、このままでしょ?」
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