永遠に覚めることのない夢【参】
私の後ろにいたのは、クラスメイトの碧子だった。

「み、碧子さん。脅かさないで頂戴。」

「ごめんなさい。ところで、何していますの?」

うぅん、と、うなる。
なんて答えれば良いのかが分からない。

「あれは、常磐さん?」

派手な制服なので、一目で分かるだろう。

「そうよ。」

「しかし、似てないですね。あの子は、派手で、あなたに無い華やかさがあるみたい。」
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