永遠に覚めることのない夢【参】
「そうね。」

はぁ。
しかし、真正面で「華やかで無い」と言われると、少々傷付くわ。

「ほら、行きましょう、旭子さん。次、授業ですよ。」

「そうね。」

碧子に誘われた(教えられた)ので、私はすぐさまそこを立ち去った。

「お姉様…………?」

その場面を、常磐が見ていたのを知らずに。
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