永遠に覚めることのない夢【参】
お姉様はついに、一目惚れした人の名も顔も知らずにこの世を去ってしまわれたわ。
『お姉様、お久しぶりにございますわ。』
『あなたは、どちら様でいらっしゃるのです?何故私の事をご存じなのですか。』
『ならば、初めからお話いたしますわ。わたくしは、この、三途の川を渡す橋を司る神、皆からは橋姫と呼ばれておりますわ。』
『あなたは、この橋が何かご存知なのですね。』
妹だっていうのに、何だか堅い。
神と言ったから、謙遜なさっていらっしゃるのかしら。
『お姉様、お久しぶりにございますわ。』
『あなたは、どちら様でいらっしゃるのです?何故私の事をご存じなのですか。』
『ならば、初めからお話いたしますわ。わたくしは、この、三途の川を渡す橋を司る神、皆からは橋姫と呼ばれておりますわ。』
『あなたは、この橋が何かご存知なのですね。』
妹だっていうのに、何だか堅い。
神と言ったから、謙遜なさっていらっしゃるのかしら。