永遠に覚めることのない夢【参】
『フフフ、幸せになってね、お姉様。』


「で、姫様。姉姫様は、いつになったら此処へいらすのですか。」

「さあね。分からないわ。でも、お姉様をこんな事で死なせたくなかったわ。」

そうよ。
この前死んだのだって、わたくしが止めることが出来たはず。

まぁ、お姉様は頭が良いから途中で気がついたみたいね。

あの人-前世で会ったあの人-に会ったことがあると分かったのだわ。

「お姉様も、あれだけは分からなかったみたいだわね。」
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