たった二人の世界
突然の出来事
眩しい朝日で僕は目覚めた。
いつものように寝室の窓から外を見渡すと
やはり何も変わらない町並みがあった。
僕は眠い目をこすりながら洗面台へ向かった。
そして朝ごはん…と思ったその時に気づいた。
いつもなら母の包丁の音がリビングに響き渡っているのだがどこか切ない静けさだ。
妙に感じたがこんな日もあるだろうとそこまで気にしてはいなかった。
せっかくの休日なので公園に遊びに行くことにした。しかし人の気配が全くない。そういえば公園へ向かっている時の道中にも人の気配を感じられなかった。
何かがおかしいと思っていた時、
幼馴染みの芽愛(めい)がやって来た。
幼馴染みと言ってもとても仲が悪い。
話したくもないし、顔も見たくない。
同じ空気を吸うのもごめんだ。
だが、この状況に何も手がかりがない以上、
我慢して少しだけ話すことにした。
僕「なぁ、なんでこんなに人の気配が無いんだと思う?」
芽愛「・・・」
僕「おい、答えてくれよ」
芽愛「・・・」
僕「今は少なくとも話し合うべきだろ!」
芽愛「・・・」
僕「なんで無言なんだよ…」
芽愛「貴方と話したくないから」
僕「あぁ、分かったよ。じゃあ帰るよ」
芽愛「二度と私の前に現れないで」
僕「こっちの台詞だよ」
いつものように寝室の窓から外を見渡すと
やはり何も変わらない町並みがあった。
僕は眠い目をこすりながら洗面台へ向かった。
そして朝ごはん…と思ったその時に気づいた。
いつもなら母の包丁の音がリビングに響き渡っているのだがどこか切ない静けさだ。
妙に感じたがこんな日もあるだろうとそこまで気にしてはいなかった。
せっかくの休日なので公園に遊びに行くことにした。しかし人の気配が全くない。そういえば公園へ向かっている時の道中にも人の気配を感じられなかった。
何かがおかしいと思っていた時、
幼馴染みの芽愛(めい)がやって来た。
幼馴染みと言ってもとても仲が悪い。
話したくもないし、顔も見たくない。
同じ空気を吸うのもごめんだ。
だが、この状況に何も手がかりがない以上、
我慢して少しだけ話すことにした。
僕「なぁ、なんでこんなに人の気配が無いんだと思う?」
芽愛「・・・」
僕「おい、答えてくれよ」
芽愛「・・・」
僕「今は少なくとも話し合うべきだろ!」
芽愛「・・・」
僕「なんで無言なんだよ…」
芽愛「貴方と話したくないから」
僕「あぁ、分かったよ。じゃあ帰るよ」
芽愛「二度と私の前に現れないで」
僕「こっちの台詞だよ」