大好きな君へ
 でも亜衣は女子からは人気がない。それ
は地味な私がそばにいるから。そんな理由
でハブるなんて、女は怖いと思う。亜衣は
そんなの気にしてないけど・・・。


「ねえねえ・・・亜衣もその人に会ってみた
いなぁ。だめ?」


「え・・・?いいけど私喋ったことも無い人
だし。たぶん暇だよ?」


「いいの!いいでしょ?あと今日何にも無い
?」


「亜衣がいいならいいけど・・・。今日?
かなり暇だよ!」


「なら帰り付き合って!!」



放課後、私たちはとある店へ向かった。

 

 そこで私は、地味子から一転落ち着きのあ
る清楚な女の子に生まれ変わった。意外にも
自分で自分のことを可愛いといってしまうほ
どだった。本当に亜衣はすごいと思う。こん
な地味な子をかわいく清楚にしあげてしまう
から・・・。私には絶対まねできない。


 そして次の日早速バスに乗り込んだ。


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