俺、兄貴になりました④
さてさて、お次は六男のお部屋へ。
そーっと開けて中へ入りましょう。
んん?
あれあれ?
ベッドに姿がありません。
どこへ行ったのでしょう?
辺りを見渡しても姿がないので、一度一階へ降りましょうか。
階段を降りて一階に降り、リビングにつながるドアを開けると、なにやらトントンという音がリズムよく聞こえて来ます。
そーっと覗いてみると…。
いました。
六男・翠くん発見です。
どうやら朝ごはんの下ごしらえをしている模様。
偉いですねぇ…うんうん。
今切っているネギはお味噌汁に入れるのかな?
「翠にぃ、豆腐切り終わった」
「ありがとう、鍋に入れていいよ」
おや?
どうやら八男の陽くんもいるようです。
七男よりも早く登場とは、なかなかやりますなぁ。
それにしてもお手伝いとは、こちらもお利口ですね。
六男・翠
職業…中学生
面倒見が良く、穏やかな性格(怒ると怖いとか…)
八男・陽
職業…中学生
クールで大人しいが、根はとても思いやりのある優しい子。