お姫様は王子様!?

  もう隣では私の幼馴染二人がお腹を抱えて爆笑している。




  いや・・・いや・・・・



  龍騎は無理だとしても・・・




  光輝は私を助けて下さいよ・・・・・・




 
  「王子は王子です!!!」




  「まー。メアドくらいいいけど、
   その王子とか呼ばれるの
   いやなんだけど・・・・・」




  「だめです!!!!!
   王子は私達の王子です☆」





  「ちょと!!!!あなた達!!!王子を困らせてどうするの!!!
王子とお話出来てそれだけでよかったでしょ。」






  なんだ??



 またあらたな人が出てきた。



  
  「王子すみません・・この子達、王子ファンクラブ会員の
   子です。嫌がらずにこれからもお話だけでもしていただける
   とうれしいです。」





   なんかこの人すげー。



  なんか女子を結構つれて歩いている。




  「あ・・・・はい。」




  って・・・・えー。



   
   ちょっとまってー




   王子ファンクラブってなんですか???




   私知りませんけど・・・・



   ってかそんなキャラになったおぼえもありません・・・・




  「ありがとうございます。 
   それでこそ、王子ですわ。」




  え??なにその王子への決め付けキャラ的なもの・・・・




  そのリーダー的に女の人が出て行くと・・・




  さっきまで騒がしかった教室が嘘のように



  みんな出て行った・



  って・・・



  みんなクラス違かったの!!??
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