お姫様は王子様!?



  「知っているわ。
   でもそのことなら大丈夫よ。ねぇ。あなた。」






  「あぁ。藍。もしそのことで光輝君とのことを決意
   したなら。今すぐにでも光輝君のところに・・・
   いや・・日本に帰りなさい。」




   

  「え??」





  私はまったく話がつかめなかった。




  「日比谷(光輝の父親)に話をしてみたらな
   協力してくれてな。それに啓も協力
   してくれてな。」





  「おじさん(光輝のお父さん)???」





  「あなたも日比谷君と
   いういいお友達といい息子、娘をもてて
   よかったわね。」




   
   お兄ちゃん。おじさん。ありがとう☆





  「っということだからな。
   藍。今すぐ日本に帰りなさい。
   今度はこんな風にじゃなくて
   光輝君や美加ちゃん、茜ちゃんたち
   友達を連れていらっしゃい☆」




   

   父さん・・・母さん・・・・・




   今は会社も忙しいだろうに・・・




   私のためにこんなに時間をつくってくれて




   考えてくれてありがとうございます。




   お兄ちゃん。



  私はこれからお兄ちゃんとの約束を果たしに




  日本に帰ります。



   
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