お姫様は王子様!?

~藍side~



  「うん。藍だよ・・ごめんね・・光輝・・・
   ごめんね・・・
   こんなの私のわがままだけど・・・
   光輝・・・その・・・
   わ・・・私ともう一度・・・
   「藍。好きだ!!!もう離れないでくれ。
    俺は藍がいねーとダメだ。   
    もう離さねー。」





   ギュッ





   光輝はそう言って私抱きしめる力を強めた。





  
   「光輝。」





   やっぱり光輝の胸の中・・・落ち着く・・・・





   私が光輝の胸の中にいたら・・・




光輝から私は離されて・・・





   バッシッ!!!!!!!




頬を叩かれた。





   「あ・・・か・・・ね???」






   茜は目にはこれ以上ない涙を浮かべて






   「ふっざけんじゃないわよ!!!!!
このバカッ!!!!
 藍が犠牲になって得た幸せなんて
    いらないから!!!!
 私はみんなで幸せになりたいの。
    藍が教えてくれたように・・・
    私だってみんなと幸せになりたいの!!!!
    あ~もう・・・バカ藍・・」




   「ごめんね・・・茜・・・。」




   「本当だよ!!!!」





  
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