お姫様は王子様!?


  「んー。歩いていくかな???」





  私がそう言うと



  
  「「「俺が送る。」」」




  
  すっご・・・




  みごとにハモった((笑





  「送ってくれるのは一人でいいよ。」





  じゃ。俺と俺とと、三人とも言い合っている。





  「んー。じゃ今日は大兄ちゃんに送ってもらう。」






  「よし!!りょーかい。」





   そう言って大兄ちゃんは私を送る準備のために




  私の部屋を出て行った。





  「らーん。なんで俺を選んでくれなかったのー。」




  小兄ちゃんが可愛い目をくりくりさせながら




  私に言ってきた。




  「明日は中兄ちゃんで明後日に小兄ちゃん送って♪」




  私がそう言うと、



   
   中兄ちゃんも小兄ちゃんも



  満足そうに笑っていた。



 
   ________・・・・・・・





  「よし!!完成!!やっぱり藍は可愛いから
   やりがいがあうなー。」




  
  「わー。すごーい。これどうなってるのー。
   さすが小兄ちゃん♪ありがとー。」




  小兄ちゃんは可愛い顔してカリスマ美容師。



  
  小さい頃から私の髪をセットしてくれるのは小兄ちゃん。






  
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