お姫様は王子様!?





  なに!!!




  まだそんなこと言うの???




  
  「あぁ。べつにいいよ。
   あたしは謝ってほしいわけじゃねーし。
   言葉ではなんでも言えるだろ。
   あたしが一番あんたらにしてほしいことは
   二度とこんなことをしないことだな。」








    
  そっかぁ。そうだよね。






   
  「分かったわよ!!!!」






  「その言葉忘れんなよ!!!
   じゃ茜。帰ろうか☆」





   
  「うん☆」





  私の返事とともに藍は私を持ち上げた。





  ってこれってお姫様抱っこですよね☆





  なんで私とそこまで変わらないくせに





  こんなに差が出来ちゃったんだろうね。




  世の中不公平だよ・・・・((笑




  私たちはそのままあの場をあとにしたけど・・・




  聞き逃した・・・・・




  「っくっそ・・あの女・・許せない。」




  また女たちはそう言い放っていたことに・・・




  ねぇ・・・これちゃんと聞いてなにか対処していたら



  あんなことにはならなかった???



  ねぇ・・・・
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