お姫様は王子様!?



  「おい!!!!てめーら人の女に何やってんだよ!!!!」




  
  え???





  修也が私の手首を掴んでいた男の手を掴んで私を




  自分の後ろに隠すかのようにした。





  「んだてめーこそ何だよ!!!!」




  
  「あ!!!!おめー。もしかして波木修也か??」




  
  「だったらなんだよ」






  「っはー。ちょうどいいじゃねーか。
   俺らお前らの練習試合相手だよ。」






  
   この人達は何が言いたいのだろうか。






  「だからなんだよ。」






  修也も同じことを考えていたらしい。




  「だから、俺らが勝ったらその子俺らにちょーだいよ。」




   っは???バカじゃん。嫌だし。






  「断る。」




  そうだ修也!!!偉いぞ修也。




  「なんだよ。負けるのが怖いのかよ。
   もと◎一中エースストライカーさんよー。」



 
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