もう、恋なんてしない。
そして一週間後、私は侑くんに放課後呼び出された。




私のやな予感が当たった。




侑くんに告白されたのだ。





「好きです」と一言だけ。




私は侑くんが友達に言われてふざけていると思い、「ごめん。だって前廊下で侑くんが私のこと話してたの聞いたよ!」と言った。




それでも侑くんは本気だった。




だけど私は侑くんが信じられずに帰ってしまった。





その日の夜私は侑くんがそのあとどうしたかをずっと考えていた。




そして私は心の中でこう決めた。




「明日侑くんに気持ちを伝えよう!」と。





次の日の放課後。私は侑くんを呼び、気持ちを伝えた。




「あ、あの…侑くん。昨日の返事を言いたくて…」侑くんはだまって聞いていた。




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