哀姫─アイヒメ─I≪大幅修正中≫
「ねぇ、お母ぁさん。乗っ取られたってどうゆーこと?宗太郎叔父さんがどうかしたの?」
「あなたは気にしなくていいのよ。」
そう言って私をギュッと抱きしめた。
何だかお母さんが震えてる気がした。
「お母さん?どうしたの?震えてるよ?寒いの?」
「あっ...。何でもないのよ。大丈夫よ。」
お母さんはそう言って微笑んだ。
しかし無理しているようだった。
「うん...。」
私は、あまり気にしないようにした。
理由を聞いちゃいけないような気がしたから。