猟犬に愛された姫~ドリームライブ~
ずっとこの時間が続けばいいって思った。




『昼公演!?』



みんなでカーフェスとアイドルフェスティバルに
備えてなにができるか話し合い中。



「うん!ロゼリアみたいに動画でライブを
宣伝するのもいいけど…やっぱり直接ライブをして
みんなに足を運んでもらった方がいいでしょ?」




ことりちゃんはにこにこしながら
みんなに提案してくれた。




「でも場所は?」



「それならスカイロードの向かいの
第2駐車場なんかいいんじゃない?
お父さんも絶対賛成してくれるよ!」




心配そうなまりちゃんに縁ちゃんは
ピースしながら笑顔で答えた。



『社長~いいんですか?』




「お店の宣伝にもなるし昼公演くらいなら
賛成だし手伝うよ!それに今日づけで本店から
本店から異動してくるやつがいるんだ!」




なにか企んでるようにニヤニヤする社長。
本店からって誰だろ?
まさかとは思うけど…まさかだよね?




「お疲れ様です!」



「和哉くんじゃん!」



縁ちゃんのはしゃぐ声で
あたしのまさかが現実になってしまった。




「今日からよろしくお願いします。」



なんだかんだで日に日に楽しくなっていく
毎日が嬉しくてたまらない。




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