猟犬に愛された姫~ドリームライブ~
『あっ!忘れてた!』


あたしはバッグにみんなの
好きな飲み物とケーキ買ってきたんだ。




「稚菜気がきく!」


真未は嬉しそうにフルーツ牛乳を受け取った。
他のメンバーも自分のジュースと
ケーキを選んでいた。




『大将はこのコーヒーとタバコだよね!』



あたしが大将お気に入りのコーヒーと
タバコを渡すとみんなの視線を感じた。



「稚菜って大将くんの奥さん
みたいなとこたまにあるよね?」


真未は大将のコーヒーとタバコを見ながら
ことりちゃんに同意を求めた。



「大将くんも大将くんで稚菜のこと
あたし達よりわかってるし。」




縁ちゃんも話しに入ってきた。
大将を見るとあたしを見ていた。
もしかして怒っちゃったかな?





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