学校殺戮ゲーム
続き
『ジジッ…では、次のゲームを始めます』


「ねえ…理香子…こんなこと、まだ続くの?」


私の唯一の友達、神咲梓が不安そうに話かけてきた。梓は、私のような嫌われ者でも普通に接してくれる、優しい人だ。だから、梓には死んでほしくない。心の準備をしておいてほしい。


「さっきも言ったけど、ここはもう今までの日常とは違う。この先になにがあるかは、誰もわからない。だから梓、心の準備はしておいて」


「わかった。」


こちらを見て、頷いてくれた。


私はどんなゲームになっても勝ってみせる。


こんなクソみたいなクラスに負けるわけにはいかない。


そして、梓も守る。大切な友達だから。
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