キミに夢中。


「あはは〜。菜奈ちゃん顔真っ赤〜」




『誰のせいだと思ってるんですか…!』



「え〜?誰のせい〜?」




〜〜っ!この確信犯!!!!




もう知らないっ!





『さよならっ!』



私が屋上から出たと同時に、遥くんが小さな声で






「泣きたくなったら、いつでもおいで」







バタン





『……ぇ』









見てたの?私が泣いている所を?








ドキ…ドキ…






『〜〜っ!』






なに、これ。
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