桜の下で
_…んん?

あ、いつの間にか寝てた…

環と一樹君は寝てる…

「ん、起きた?」

「うん。」

「外見てみ。もう少しで到着。」

「うわぁ…_」

窓の外を見ると青い海と白い砂浜が見えた。

「綺麗!海初めて来た!」

「初めてなんだ。溺れないようにね。」

「大丈夫!泳げるから。」

「一樹。起きろ。もう付く。環も。」

そして十分後ぐらいに到着。やっぱり新幹線が止まるからかかなり大きな駅で…

「広い…」

「菜穂。迷子になるなよ?」

「環ちゃんも。迷ったら連絡するよーに。」

「「はーい…」」

私迷子になりそうで怖いなぁ…

「じゃあ近くのショッピングモールで花火とスイカ買いますか。」

「スイカ大きいと食べられないよね。もっと小さいのがいいかな。」

「そこは気にしないで。弟と従兄弟いるらしいから大きいのあってもいいと思う。」

え?直也って従兄弟も弟もいたの?

「直也って弟いたの?」

「うん。」

「直也に似ず可愛いんだぜ?よく話してくれるしさ!」

「へぇー。そうなんだねぇ?」

そして花火もスイカも買い終わって駅前に向かう。
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