桜の下で
「一樹。すっごい笑顔だけどどうしたの。」

「射的でお揃いのキーホルダーゲットした…!俺射的苦手なのに!」

「よかったな。」

すげーうれしそう。環はバックに付けてるし。

「環は何か買ったの〜?」

「私は一樹君が射的で取ってくれたキーホルダーと…あとりんご飴買ったよ!」

環はすげー嬉しそうに語ってる。

その一言で一樹はニヤけてる。

「次どこ行こうか?」

「あ、私金魚すくい行きたい!」

「あ、いいね!金魚持って帰れないけど返すならいいよね!」

「じゃあ向かおうか。」

そう言って金魚すくいの屋台に来ると子供が多かった。

子供の中に混ざりやったけども全員取れず…

「あはは!全員とれなかったね!」

「環は惜しかったのにねぇー?」

「一樹は自滅。」

「うるせぇ!でかいの居たから狙いたくなったんだよ!」

「あはは!」

その後も色んな屋台を回って花火が上がる前に帰った。
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