桜の下で
「駅着いたよ!直也!起きて!」

「ん…_もう?」

「早くおりよう?」

「…うん…」

環も一樹君も起こして電車をおりた。

「菜穂。顔赤い。どうしたの?」

「へ?!そんなことないよ?!」

絶対直也と寝てた時だ…

「あ、そうだ。これわたしとく。」

そういってわたされたのはコンサートのチケット。

日にちは22日と書いてある。

「今度のコンサートのチケット。もしよかったら来て。前の席だから。」

「「「え?」」」

3人ともこれにはびっくり。

取れても真ん中とか後ろとかだと思ったのに。

だってテレビとかでCMやってるほどだよ?

「まじかよ?!絶対見に行くからな!直也ありがとなぁー!」

「赤城君の演奏を前の席で見れるなんて…!期待しとく!」

「直也の演奏凄く楽しみにしとく!頑張って!」

「うん。」

それで今回は解散した。
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