桜の下で
下校後に俺はかなり悩んだ。
どうしてあんなこといったんだ…
とりあえずおばさんに言わないと…
色々誤解されそうだから。
とりあえずケータイを取りだし、おばさんに
電話をかける。
『もしもし?』
「もしもし。おばさん。すごい突然
ですけど今度の火曜日家に行きます…。」
『もしかして思い出したの?!』
み…耳が…
「ちょ、ちょっと落ち着いてください。
学校で話してたら俺が勉強教える事に
なってしまい…。」
『そうなのね…。でも少し近づいたじゃない。』
「で、家行っても俺の事話さないで
欲しいんです。やっぱり俺が思い
出させたいので。」
『わかったわ。気を付ける。勉強も
頑張るのよ?』
「はい。ありがとうございました。」
プツー…
まだ…5時か…
ピアノ弾こうかな?
今回は何を弾こう…でも何も思い付かない。
もう、夕飯食べて寝るかな。