桜の下で
「描き終わったら帰っても自主行動しても
全然大丈夫なんだよね。
俺描き終わったら図書室いくわ。」

こーゆー女子ってたまーについてきたりするし
図書室に行くとか言っておけばいいよね。

行くのは音楽室だけど。

「直也君。描き終わったなら教えて?
あと、モデルいないと描けないよ…」

「俺絵を描くの苦手だから先生に
聞いた方がいいよ。後影つけるだけだし
いてもいみないでしょ。」

そういって俺はノートを先生に提出して
菜穂の所に行く。

そして菜穂と環に声をかける。

「安堂。天宮。俺音楽室に居るから。」

これでいいよね。

今日はのんびりした曲を弾きたい気分だ。

さっきまで騒がしかったからかな?

これだから人は嫌いなんだ…

早く静かなところに行きたい。
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